この事業を通じて、この事業に参加するまで持っていなかった新たな視点を持つことができました。それまで日本とASEANも含めアジアでは、価値観や環境において差がある事は、高校の歴史の授業やその他の実生活において得た知識で頭では理解していました。しかしながら、実際にASEANの人達とこのワークショップを通じて話をしたり、共同でプロジェクトを進めるに当たって価値観や環境の差を体で実感しました。
私は、英語が得意ではありませんが、留学に行っている友人にこのワークショップを勧められ、参加しました。参加するまで、不安でいっぱいでした。英語で全く困らなかったと言うのは、嘘になりますが、私が英語が苦手という事もあり、これを伝えたいと言う時には皆が一生懸命耳を傾けて理解してくれたおかげで、さほど英語で困る事はありませんでした。なので、英語が苦手な人も恐れないでください。
私は4年生での参加でしたが、1年生や2年生の時に参加していれば、今の自分の考え方は少し変わっていたかもしれないと感じるくらい質の高いワークショップでした。アスジャの留学生の皆さんは、英語も日本語もとても上手です。英語に自信がない…と迷わず是非参加してみてください。
「日本にいながら留学の体験ができる」というのは本当にその通りです。
それは英語を使うという点だけではありません。むしろ、ASEANの学生たちは日本人のようにそれぞれの英語のアクセントを持っていながらも、積極的に発言をし、私たち日本人の意見も積極的に聞いてくれます。出身も専攻も年齢も違う学生たちと本気で考え、本気で遊ぶ濃密な時間が体験できるという意味で、日本にいながらこれだけ素晴らしい体験ができるワークショップはないと思います。英語や自分に自信がないと落ち込むのではなく、ぜひ、心を開いて積極的に行動すれば、必ず実りのある時間になります。英語は難しかったら、日本語とミックスしても伝わります(笑)
多様性を楽しみ、学ぶ姿勢のある人はためらうことなく、申し込むべきです!!!
ASEAN諸国について学びたい、英語漬けの生活をしたい、留学生と友達になりたいなど参加理由は様々だと思います。その中で自分のプログラムの中での目標を達成出来るように積極的に行動してください。たくさんの情報を吸収し、また余裕があれば発信していくことで新たな仲間だけでなく、新たな自分にも巡り合えるチャンスだと思います。スケジュール的にハードなことも多いですが、グループワークを通して自分の今まで積み上げてきたものや今後の課題などが見えてくるのは確かです。そして、このワークショップの目標に向かって頑張ると、またその先にある自らの新たな目標やワクワクにも出会えると思います。
3泊4日という短い期間ですがこの事業を通して自分は大きく成長したと自信をもって言うことが出来ます。ASEAN諸国から国費留学生として日本に留学しに来た彼らと交流することは貴重な経験ですし、彼らの熱い思いを聞けるだけでも素晴らしい経験だと思います。彼らとのディスカッションを通して自分の考えが深まり今後の人生においてかけがえのない経験をさせていただけたことにとても感謝しています。もしこの事業に参加することを悩んでいるのならばぜひ参加してほしいです。大学時代にこのような経験をできることはなかなかないことだと思います。
この活動を通して最も心象に残ったエピソードは、午前2時までグループで集まって議論をしたり、PPTの準備をしていたことです。今考えれば、よくあんなことができたなあと思います。英語に、そして、日本とASEAN諸国とのwin-winな関係についてどっぷり使った4日間でした。1つのことをこんなにも大人数で、そしてここまで突き詰めて考えたことはなかったので、いい経験であったし、大きな刺激を受けました。しかしながら、全てのグループのプレゼンテーションを聞いて、それでも解決することが困難な問題ばかりなのだなということです。これからも考え続けていく必要があるし、一緒に考える同志も見つけていかなければならないなと感じました。最後に、夜中までともに活動してくれたグループメンバー、そしてその機会を与えてくださったASJAの皆さんには感謝しております。本当にありがとうございました。
私は何度もグループワークに携わったことがありますが、今回ほど短期間でグループの絆を深めたことはありませんでした。実際に、4日間の食事の時間は気が付いたら当たり前のようにグループ単位で仲良く会話をしていました。また、ワークショップを解散して1週間後には、全員が集まってカラオケに行くほどの間柄になりました。そして会話のたびに互いの文化への理解が促され、自分の世界観が広がっていく楽しさを実感します。ですので、たとえ英語力に自信がなくても、人との新しい出会いの場として大学生の間に参加する意義は非常に大きいものだと思います。私にとって将来ビジョンを考える上でのターニングポイントとなった貴重な機会でしたので、これまでの自分を全力で発信する気持ちで参加してもらえるととても有意義になると思います。
全体の活動を通して、私の印象に残ったことはグループワークです。このワークショップに参加することが決まり、各日のスケジュールを見た際はグループワークで与えられた時間の多さに驚き、率直に言うと、活動へのモチベーションが下がってしまいました。しかし、始まってみると、もっと時間が必要だと思うほど中身の濃いグループワークを行うことができました。まず初めに、ASEAN諸国が抱える問題を定めた際には、留学生が母国について自信をもって語る姿に圧倒されたと同時に、自分の知識不足を痛感しました。日本人であるのに、日本の様々な面を正確に教えられなかったことに恥ずかしさを感じ、今後日本のことを深く知って伝えられるようにしたいと思いました。そして、議論を進めていく中で、留学生の発言に対する姿勢や議論の進行の仕方にも刺激を受け、私も留学生のような姿勢で様々なことに取り組めるように努力したいと改めて思いました。