皆さん、こんにちは。アスジャ3年生のはなです。
めっきり秋めいてきましたが、皆さんはいかがお過ごしでしょうか。
さて、今回は去る9月13日(日)に国立オリンピック記念青少年総合センターにおいて行われた「令和2年度9月期アスジャ国費留学生修了式」のご報告です。
アスジャでは、毎年9月期の修了式と3月期の修了式があります。今回の修了生3名は今年の秋に日本の大学での学業を修了し、アスジャ国費留学生としても修了することになりました。
例年の修了式は他のアスジャ生の参加もありますが、今年は新型コロナ感染を予防するために、修了生3名と、松岡事務総長、事務局スタッフの出席と限られました。式典全体の時間も短縮され、小規模の修了式となりました。
少人数でも温かい雰囲気の中で、修了証書授与式が始まりました。松岡事務総長から修了証書の授与と祝辞がありました。祝辞では、修了することはおめでたいことですが、修了生に対して今後の活躍も期待していると述べました。さらに、アスジャでの経験をはじめとして日本留学で得られた知識やスキル、ネットワークなどを生かして、来日の初心を忘れず、日本・アセアンの架け橋として努力し続けるようにとの教えもありました。
松岡事務総長より修了証書を授与しました。
修了証書授与後、松岡事務総長との記念写真
3名の修了生からも、日本留学の体験についてそれぞれが振り返り、アスジャに関する思い出についても語りました。修了生は、学生自主事業「アセアン・フェスティバル」や、「ホームステイ」、「地方産業文化体験」などのアスジャでしか体験できない事業を通して、自分の視野がより国際的かつ多様になったと改めて実感しました。楽しく有意義な経験である上に、日本での家族、仲間もできて、「今」のみならず、「後」にも続く永く深い繋がりができました。来日したばかりの時から先輩たちに「アスジャのメンバーだから、日本では一人ではありません」という言葉をよく聞きましたが、その意味は修了時に最も理解できたと語りました。
また、アスジャで得られた豊かな経験は、歴史、環境、経済など学校で身に付けた専門知識とともに、今後は日本・アセアンの架け橋としてどのような形で活かしていくかも熟考しました。さらに、日本と世界を理解する能力をより鍛えて、国にとどまらず、世界の問題を解決することに貢献できるように今後も努力し続けると、修了生たちは決心しています。
修了生よりアスジャ国費留学期間全体の活動の感想
修了生の温かい思い出と感情を込めている
「アスジャへのメッセージ集」
修了生の皆さん
式典の短い時間では、まだ伝えきれない思いがたくさんあるでしょうが、修了してもアスジャ・ファミリーで得られたこの貴重な絆がいつまでも続くと確信しています。
修了生の皆さんは、これからはそれぞれの道を歩んでいきますが、アスジャ国費留学生としての留学経験を活かし、今後のご活躍をお祈りいたします。
改めて、おめでとうございます!