皆さん、こんにちは。はなです。
今年の春からアスジャ3年生になりましたが、まだ3年生という名に慣れていないのです(笑)
さて、アセアン・フェスティバルの話に戻りますが、前回のブログではアセアン・ファッション・ショーをご覧いただきましたが、いかがでしたでしょうか?
ファッション・ショーに続いて、今回のブログで紹介したいのは、ミャンマー劇です。アスジャ生の間でその名前で呼んでいますが、正式な名前はトゥワナターマ劇です。
それでは、ミャンマーのトゥワナターマ劇を通してミャンマー文化を一緒に見てみましょう。
読者の皆さんはトゥワナターマというストーリーを聞いたことがありますか。それは仏様の物語の一つだそうです(私も初めて知りました)。「親孝行」、そして「誠実の力」を教えてくれる物語で、ミャンマー人ならだれでも知っているそうです。ミャンマーの文化が仏教の影響を強く受けていることはよく耳にしますが、ミャンマー人が小さい頃から聞かされて育ってきたお話はどんな内容でしょうかね。
“このストーリーの主人公はトゥワナターマという少年です。物語は彼の両親の話から始まりました。元々トゥワナターマの両親は森に住んでいる隠者ですが、トゥワナターマが来てから、家族3人で一緒に平和の日々を過ごしました。
ある日突然、隠者が天からの災難に見舞われ、目が不自由になりました。トゥワナターマは、災難に遭った両親を見て、あることを心で決めました。両親の目が回復できないとしても、一生をかけて両親の目になり、親孝行をすることです。
ところが、次に彼自身が災難に遭ってしまいました。森で狩猟している最中の王様に、小動物と間違えられて撃たれたのです。意識を失う前に両親が心配でいられなかったトゥワナターマを見て、王様も森の動物たちも非常に感動させられました。そのあと、王様に連れてきてもらったトゥワナターマの両親が、息子の命を取り戻そうとして、天に向かって誠実の言葉しか言わないと誓いました。すると、そこで奇跡が起こりました。。。”
小さい頃よく読み聞かせてもらった物語に似ていてとても懐かしく感じました。日本の昔話には同じような話があるのでしょうかね。
森に住んでいる隠者の夫婦
息子のトゥワナ・ターマは毎朝、両親に挨拶しに来ています。
隠者の夫婦が蛇の毒にかかってしまった!
(どうしよう〜>_<)
息子は、帰ってこない両親を探しにきたんだ!
息子が撃たれて倒れました
(主人公がここで死ぬとは!!どんなエンディングになるだろう?!)
両親は天に祈るしかできません
(泣きそうだった〜;_;)
3人とも回復できた奇跡!!ハッピーエンディングですね
(^^)
来場されたお客さんたちもストーリーに魅了されています~
準備の段階では、衣装から台本のテキスト・翻訳まで様々な工夫をしたようで、非常に楽しみにしていましたが、本番になると、想像以上に面白く自然な演技が待っていたとは!今後、芸能界にデビューするASJA生がいるかなと思うほど、私の中では大成功のパフォーマンスでした。
今日はトゥワナターマ劇で終わりですが、読者の皆さん、日本でも似たような物語がありましたら、ぜひ教えてくださいねd(^O^=)b
さてさて、皆さん、アスジャ生が用意してきたのは、これだけではありません。次回、もう一つの物語を届けてまいりますよ。
どうぞお楽しみに!♪