皆さん、こんにちは。アスジャ3年生のはなです。
さて、アスジャ生自主事業「アセアン・フェスティバル ― MEET ASEAN」に関する特別連載も、いよいよ最終回になりました。
前回までのブログでは、アセアン・ツアーで各国の名所を巡り、様々なパフォーマンスをご覧になり、いかがでしたでしょうか。ファッション・ショーで美しい民族衣装を鑑賞してから、トゥワナターマ劇でミャンマー文化を学び、ユネスコ無形文化遺産に登録されたワヤン・クリによる東南アジアの昔話も見てきました。
今回では、アセアンの有名な楽曲のメドレーやアスジャ独自の舞踊、そして祭りの閉会時になくてはならないお楽しみである抽選大会の様子をお伝えしたいと思います。
アスジャ生がお客さんと一緒に、歌ったり踊ったりドキドキしたりするラスト
シーンを一緒に見てみましょう。
アスジャ生がお客さんと一緒に、歌ったり踊ったりドキドキしたりするラストシーンを一緒に見てみましょう。
今回のアセアン・フェスティバルでアスジャ生が選んで紹介したのは、二つの楽曲です。
一曲目の『Bright as the Sun』は、2018年アジア競技大会の公式テーマソングです。大会に出場した選手の意気を高めるだけでなく、アセアン各国の団結心を表現した有名な歌曲です。
もう一曲は、『Kid Mak』で、これは“Friend zone”というドラマのオリジナルサウンドトラックです。Friend zoneは2019年に公開されたタイのロマンチック・コメディ映画ですが、アセアン各国で非常に人気があります。したがって、『Kid Mak』も若者の間で愛されており、アセアン十か国の言語に翻訳されて広がっています。
これらの人気曲を歌うことには、アセアンの多言語の魅力を感じて頂きたいというアスジャ生の気持ちも込められます。『Bright as the Sun』は日本語で歌うのに対し、『Kid Mak』はアセアンの様々な言語で歌うので、慣れない発音に自信をもって歌うのは、アスジャ生にとってもなかなか難しいことです。しかしお互いの母語について学ぶ機会だと思ったら、みんなにとって面白く良い挑戦でした。
私は正直いうと、大勢の人の前で歌うのにはちょっと抵抗する気持ちもありましたが、実際に皆で何度も練習したり、笑ったりするにつれ、音痴な私でもいつの間にか楽しんで歌えるようになりました。読者の皆さんもこの二つの歌を聞いて、アセアンの情熱を感じていただければ嬉しいです。
歌声に続いてアスジャ生が披露したのは、アスジャ・ダンスです。
ですが、どこかの国のダンスではなく、アセアンのそれぞれの国の舞踊スタイルを採り入れてアスジャ生によって作られた、アスジャ独自のダンスでした。しかも、これをプロデュースしたのはアスジャ1年生たちです!
ダンスのリズムに乗って体を動かすのは、見るだけでもワクワクせずにはいられませんでした。
実際、最初に踊り出したダンス・チームに魅かれて、会場にいる観客と他のアスジャ生も続々にダンスの輪に入り込んできました。さすが、音楽と舞踊の力で人々が近づいてきたなあと、非常に心を打たれました。
アスジャ・ダンスで大いに盛り上がり、「祭りのフィナーレ!」と思った人も多かった中、しかし、祭りはそれだけでは終わらなかったのです。歌とダンスの熱意で温めた会場の雰囲気は、抽選大会のタイムになったらより盛り上がりました。
読者の皆さんはまだ覚えていますでしょうか。アセアン・ツアーでは、それぞれの国々に関するクイズを答えながらブース内を巡りましたね。クイズではアセアンのことを楽しく知るだけでなく、その際集めてきたスタンプが全部貯まると、スタンプラリーの景品がゲットできました。
スタンプラリーはお客さんだけが参加できましたので、ちょっとうらやましいですね(笑)。
実は、お客さんがスタンプを一生懸命集めてきたアスジャ・パスポートは、もう一つのチャンスを与えてくれました。それは、抽選大会のための番号です。当選者は素敵な記念品がもらえるのです!
今回のアセアン・フェスティバルでは、協力企業・団体の皆様から提供していただいた記念品には、特選された魅力的なアセアン・フードや調味料、さらに料理本もありました。タイ料理のパッタイやタイカレー、ベトナムの春巻き等が簡単に作れる食材キットを持ち帰り、おうちでも簡単にアセアンの料理を作って味わうことができます。その際、祭りの楽しい思い出にひたりながらつい微笑んで召し上がることができればいいな。。。
今回の祭りでは、準備段階から実施まで、国際機関日本アセアンセンター様の非常に貴重なご後援をいただきました。そしてこのような素敵な記念品を提供していただいた協力団体・企業の皆様のご協力に、この場を借りて改めて感謝の意を申し上げたいと思います。
株式会社アイ・ジー・エム様
株式会社 アライド コーポレーション様
キヤノンマーケティングジャパン株式会社様
シンガポール政府観光局 日本支局様
株式会社スパイスロード様
株式会社にしき食品様
株式会社 Brahim’s Food Japan様
ヤマモリ株式会社様
誠にありがとうございました!!
また、外務省、アスジャ・インターナショナルの先生方、事務局スタッフの皆さんにも心を込めて感謝いたします。この事業を通して、皆様から熱い情熱及び適切なご指導をいただき、アスジャ生は様々なことを勉強になりました。
最後に、一緒に参加しアセアン・フェスティバルを作り上げたアスジャ生の皆さん、お疲れ様でした!
そして、ありがとうございました!!
閉会直後に打ち上げをしたアスジャ生たち
後日にも反省会を行い、次回のアセアン・フェスティバルに向けて準備を始めました。
アセアン・フェスティバル本番はここで終わりましたが、読者の皆さんに少しだけでもMEET ASEANの空気を体感していただけたのなら、ブロガーである私にとってこれ以上の喜びはありません。
アセアン・フェスティバルの主催者であるアスジャ生は、もう早速次回の祭りに向けて、反省会を行いました。
今回の祭りについて皆で真剣に反省したり、改善アイデアを交換したりする中で、次回のフェスティバルへの期待もどっと膨らみました。
読者の皆さんも、ぜひ楽しみにしていてください。
次回の祭り会場への皆さんのお越しをお待ちしております!!