通称「アセアン祭り」と呼ばれる本事業は、企画からスケジュール作成・会場設営・当日のパフォーマンスに至るまで、すべてがアスジャ生によって自主的に行われます。

学生は国別あるいはプログラム別にグループ化され、それぞれの出し物のテーマ・内容について議論し、企画運営を担当します。

また、各国から1 名のリーダーによって構成される「アセアン祭り実行委員会」を組織し、実行委員長と2名の副実行委員長を選出します。実行委員会は事務局と連携し、イベント開催に向け、広報・会場設営・音響・映像担当といった役割分担に応じたグループを編成し、準備を進めます。

アセアン祭りの内容は、各国の概要・料理・飲み物・踊り・民族衣装等の紹介をゲストを巻き込んで行う参加型イベントの他、アカデミックなテーマを発表するシンポジウム等と内容は様々ですが、どれも留学生の趣向を凝らしており、観客を魅了するものとなっています。

過去には留学生たちが自ら用意した各国のスナックを来場者にふるまう「スナック・パーティ」も同時開催し、こちらも来場者に毎回好評でした。

本事業を通じて、アスジャ生は自国の魅力を来場者に伝えるスキルを磨くだけでなく、プロジェクトマネジメントのスキルやチームワーク、リーダーシップについても学びます。

お互いの国の文化を理解し、ASEANのメンバーとして協働するきっかけにもなっています。
祭り終了後は大きな達成感を得るとともに、アスジャ生同士の絆をより深めます。